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取引をした2通貨の金利差のことです。

例えば、米ドル/円でみると、米ドルの方が円よりも金利が高いので、米ドルの買いポジションを持って、取引の決済が翌日以降に持ち越される(ロールオーバーする)と、金利差分を受け取ることが出来ます。

逆に、米ドルの売りポジションでロールオーバーすると、逆に金利差分を差し引かれることになります。

これは、週末をまたいで持ち越した場合は土日分のスワップも加算されます。

 

スワップ目的で米ドルを持ち続けている方もいますが、

円高の局面でも円安に戻るまで待てるだけの気長さと含み損で強制決済されないための財力も必要となります。

 

また、デイトレードなど超短期決済を主とする取引であっても、スワップを支払うことになりかねない「売り」に抵抗がある方も多いようです。

 

スワップでどれくらい損益があるかは、FX業者で異なります。

レバレッジやスプレッドで差別化を図るFX業者がいるように、スワップポイントを売りにしているFX業者もいます。

スプレッドとは英単語を直訳すると、

spread 広がること

FXの場合、通貨の売買の価格差のことをさします。

 

FXは2国間の通貨同士を売買するわけですが、例えば米ドルと円を売買する場合、

売値(bid)と買値(ask)が存在し、

売値110.50円/買値110.55円 というように、売買の値段で5銭の広がりがあります。

この5銭が「スプレッド」と呼ばれるものです。

 

スプレッドは5銭で取引する場合、

単純にドルを110.55円で買い、そのまま売ると110.50円で売ることになと「5銭の損」となってしまうので、

スプレッドの分、円安にならないと(例えば売値で110.56円で、6銭円安)、ドル買いで利益は出ないことになります。

※実際の算出はスプレッドの他に、業者ごとに設定されている「取引手数料」も加味します。

 

さて、そのスプレッドですが、いわばFX業者の儲けに当たる部分ですので、業者によって異なります。

以前はスプレッドが5銭は幅が狭い方だったようですが、

今ではFX業者間の競争も激しくなり、スプレッド、3銭、2銭、1銭・・・・そして0銭というところもあるようです。

※さすがに0銭のところは、取引手数料は無料ではありません。

 

また、スプレッドは取引する通貨のペアによっても異なることがほとんどです。

最も多く取引される米ドルと円のスプレッドの設定を一番狭くしている業者がほとんどです。

他の通貨ペア例えば ユーロ/円は狭い方ですが、豪ドル/円、加ドル/円・・・などはもっとスプレッドが広くなる傾向にあります。

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